緋色の欠片 第13話(終)『鬼斬丸の力』

え〜とですね、
珠紀はあれで珠依姫として覚醒していたのか?
封印を解かれた鬼斬丸を手にして強くなるんだったら、最初から自分たちで封印を解いた方が良かったんじゃあ?
といった疑問に何の答えも用意してくれない最終回でございました、ふー。
分割2期があるようなお話でございまして、諸々の疑問は次シリーズ回しと云う事なのかもしれませんが、それにしても欲求不満ばかりが募るシリーズでございました。
一番の問題は「守る」と口では格好良い事を言いながら一度も満足に守れなかった守護五家でございまして、どこかでロゴスを撃退するエピソードが必要だったのではないでしょうか?
珠紀が覚醒するまでは守護五家は弱いままでなければならないとするならば、途中で全く本編と関係ないエピソードを挿入して尺稼ぎしても良かったような気が致しました。
確かに敗ける事で勝った時の開放感は大きくなるでしょうが、それも限度がございましてこうも負け続ける主人公サイドを見せられては興醒めでございました。
本当に2期があるのでしたら(伏線も回収されておりませんのであると信じておりますが)、構成に配慮が欲しいものでございます。