クイーンズブレイド リベリオン Chapter.12(終)『叛乱の絆』

ガイノス城でクローデットと対峙するアンネロッテたち。そして私たちの戦いはこれからだ!エンド。
最後まで戦いの行く末を見たかった気もいたしますが、この作品の場合明確な決着をつけてしまいますと次のシリーズへ繋がらなく恐れがございますので、これくらいの中途半端な終わり方でも問題はございません。
大事なことは勝負の行方ではなくて、そこに生きる闘士たちの生き様でございまして、そう云う意味ではアンネロッテの描き込みが若干足りなかったような(魔物になるくだりが特に)気もするのですが、まあその辺はゲームブックを買うとか次回作に期待するとすればいいのかもしれませんね。
設定を「ヒネリに捻った」挙句元に戻らないで有耶無耶になってしまう作品(具体例は絶対書きませんよ!)ですとか、凝った世界を作り出したのはいいけれど上手く活用できない作品(繰り返しますが具体例は絶対書きませんから!)などと比べれば、確かに「イロモノ」で「単純」なのですがシンプル故の面白さというものを見せてくれたと思います。
エロの嗜好というものは人様々でございまして、おっさんの嗜好とは違っておりましたが、それでもこのシリーズのあくなき探究心(笑)ともいえる一貫性には拍手を贈りたいです。
一定の人気があるからこうやって4シリーズ作られたのでしょうから、多分次のシリーズもあるのでしょう、…おっさんが視聴可能な媒体かどうかは分かりませんが(笑)
その時もこれまで同様の一貫性のある、そして堂々たるエロを極めて頂きたいものでございます。
あ、そうだ。前回の感想でも書いたのですが、一度でいいからあのEDのクオリティの作画で見てみたいという希望も書き残しておきます。それができたらこの作品は伝説にもなれるでしょうから(笑)