黒子のバスケ 第12Q『「勝利」ってなんですか』

緑間のロングシュートを止めることが出来ないまま前半終了。勝利に異常な執念を見せる火神は、後半開始直後からその類い稀な跳躍力で緑間を追い詰めとうとう制空権をとるが、というお話。
この作品が上手いと感じるのは主人公二人(黒子と火神)がお互いを補完しあっているところをキチンと描いているところでございましょうか。黒子と火神の関係は単純な「主従」ではなく「同列」であり、どちらが欠けても敵は倒せないということでございましょう。
能力で突っ走りそうになる火神を黒子が冷静になるように「熱く」諭しておりましたが、この「熱く」というのが「キモ」でしょうね。
黒子みたいなキャラですと、つい冷静なだけという性格付けを連想してしまうのですが、氷の中では炎が燃え盛っているというギャップがよろしい(笑)
「嬉しい勝利がいい」というのは集団スポーツの鉄則ですね。まあ個人スポーツでも本当に「ひとり」で勝ち取るスポーツはないのですが。
進んで立ち止まり確認して。少しずつ前に進んでおります。次週は第4Qから。