アクセル・ワールド #7『Restoration;修復』

ポイント回復まで「アクア・カレント」を用心棒に雇って戦う事になった春雪。相手はレベル3と4の「サンド・ダクト」と「ニッケル・ドール」で、当然のように苦戦する。その頃タクムは黒雪姫と戦っていた、というお話。
タクムがここへ来ても自分を守ろうとしている心情と、それを暴く姫。その上でキッチリと反省して自分なりの「オトシマエ」をつけた件(くだり)は少年ものとしては実に正しい展開でございました。
ここでタクムが更なる「ダークサイド(笑)」へ落ちるといった「一手」もあったでしょうが、それをやりだすと物語があらぬ方向へ向かってしまいますからねぇ。
この作品が少年少女が自分たちの「その先」を目指すお話であるというのは、こうした「前向きさ」に現れているように感じられました。
そして春雪くんの愚直なまでに「信じる心」を表現しているところも、未来を目指す少年たちの「あるべき姿」を体現しているのでございましょうね。
多分これは今の時代の「鉄郎」を目指しているんじゃないかなぁと妄想しております(笑)
しばらくは黒雪姫の仲間が増えて行くお話なのかもしれません。