戦国コレクション COLLECTION5『Sword Maiden』

今回は「塚原卜伝」「柳生石船斎」「伊藤一刀斎」「足利義輝」が使ってマイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」のパロディ回。
本来の「パロディ」とはこういった作品のことでございまして、先行作品の形式を使いながらそれに対する批判を内包していなければパロディと名乗ることは違うんだよなぁ、と。
で、「銃」を「刀」に置き換えた上で「ドキュメンタリーだから正しいなんてことはないんだよ」というのが今回の主旨でございましたでしょうか。
結局のところすべての報道というものは編集された段階で「主観」が反映されてしまうわけでございまして、そこに「真実」などというものは見えるか見えないかくらいの小さい存在でしかないのだと。
…うむ、こんなアニメなのに素晴らしい批判精神(笑)
まあ正味20分程度のアニメでこれ以上深いところまで批判するのは無理でございますが、それでも「とりあえず頭から信じるのは止めとけ!」という一番大切な心構えを提示できていたので十分ですね。
こんなアニメなのに(笑)
今回は信長が登場しませんでしたが、まあいかに信長と言えども斬神卜伝と勝負しても勝ち目はなかったという事なんでしょうね。
次回は「平賀源内」って、
戦国関係ねぇ!!