緋色の欠片 第8話『典薬寮の思惑』

典薬寮に所属する芦屋が珠紀たちに対ロゴスでの協力を申し出る。それを受けいれた珠紀に守護五家の者たちは反発して、というお話。
う〜ん、物語としてこういった展開は分からない訳ではないのですが、ただここで気を付けないといけない事は(視聴者に)「登場人物が嫌な奴と認識されないこと」だと思うのでございます。
勿論これが物語の「過程」であって、最終的には「心をひとつにして真の仲間」になるための「落差」なのでしょうが、それにしてもねぇ。
彼らからしてみれば「呪われた運命」なのかもしれませんが、それは珠紀も同じことでございまして、男である彼らが女の珠紀にあたるというのは好感度ダダ下がりでございます。
苦しさを胸に納めてやせ我慢するのが男の子でございまして、辛いけれどもそこが「見せ場」ではないかと。
おっさんから言える事は
笑って死ねっ!
て事でございます。…いや死ぬとは決まっていないのでしょうが(笑)
こういったキャラ設定が最近のトレンド(死語)なのかもしれませんが、う〜ん、女の子が主人公の作品が多い原因を垣間見た様な気が致しました。