坂道のアポロン #04『バットノットフォーミー-But not for me-』

帰郷した淳一の提案でクリスマスに人前で演奏をすることになった薫と千太郎は練習に励む。そんな時千太郎の誕生日が近い事を知った薫は、スティックをプレゼントしようと楽器店に立ち寄り律子と会う。そして帰り道に律子にキスをしてしまった薫は、というお話。
自分の気持ちを押し殺さないで相手にぶつけるというのは、相手のことを認めているから可能なことのような気が致します。そして本音をぶつけるからこそ相手もそれに応えてくれる訳でございまして、この薫と千太郎の件(くだり)は観ておりまして実に気持ちが良かった。
薫にしても千太郎にしても抱え込んでいるものは重たいけれど、それは自分でしか解決できないものでございますから、お互いの「荷物」を知ったからといってどうなるものではないでしょう。
けれど知っていてもらう、聞いてもらうだけでも「荷物」は軽くなったのでしょうし、通じ合った。だから謝る必要はなかった、と。…久々にアニメの中で「友情」を見たような気がいたします。
そして千太郎の恋に暗雲が(笑)
まあ年上でイケメンで楽器をカッコ良く奏で、甘い声で歌を唄われりゃあ、女子高生なんてイチコロ(死語w)ですよねー(笑)
男同士の友情は順調でも恋愛の人間関係は複雑になるばかりでございまして、これが薫と千太郎の間を裂く事になりはしないとおじさん心配です(笑)