つり球 #3『寂しくてキャスティング』

キャスティングの練習をしたお話。
山田が暗躍したり、ケイトが入院したりとユキの周りは騒がしくなってまいりましたが、それらを振り払うようにユキは一心不乱にキャスティングの練習に励んでおりました。
躓いたり、不安になったりして立ち止まっても事態は変わらない。「今」出来ることを一生懸命にやる。それしかユキにはできないのですから。
言葉に出して感謝の気持ちを伝える。するとその気持ちは相手にも伝染する。気持ちを受け取った王子にも抱え込んだ悩みはあるけれど、「今」はその気持ちをかみ締めて全力疾走しながら大声で笑う。
…青春ですねぇ。
普通に「釣りアニメ」でも問題なさそうなのですが、そこに「地球を救う」といった全く方向が違う要素を混ぜているところがこの作品の面白いところでございます。
あー、それにしてもケイトさんが気になります。今回の台詞や花のくだりはフラグなんだろうなぁ。
全然関係ありませんが、某作品の「下田押し」よりも本作の「江の島」の方へ行きたいと感じるのは、こちらの方が町が魅力的に描かれているからなんでしょうねぇ。