探偵オペラ ミルキィホームズ第2幕 #11『ラードの神』

元ネタの「ライオンのたてがみ」はシャーロック・ホームズの短編ですが、…もう好きにしてください(笑)
何故ラスボスを「ラード」にしたかは定かではございませんが(笑)、この辺の「狂いっぷり」がこの作品の良い処でございますので問題はありません。
前シリーズではアルセーヌが担った役割を今回は「ブー太」が担当したのは、「失われたトイズの帰還」を作品の柱にしていた前シリーズと違って「トイズを発動させるための意志」を自覚するためだったからでしょうか?
この柱でミルキィホームズの相手がアルセーヌですと対立は決定的になってしまいますし、どうしても行く処まで行き次期シリーズがなくなってしまう、と(笑)
ですので今シリーズの「締め」にアルセーヌは使えないわけでございまして、本来は「森・アーティ」がそれを任されていたように考えていたのですが、彼女も温存(笑)してということは「次期シリーズ」確定?
まあそんなことは兎も角として、ミルキィホームズたちの旅はひとまず終了でございました、…次回はなにするんでしょうね(笑)
今回視聴しておりましてミルキィホームズとアルセーヌの関係が、「お蝶夫人」と「岡ひろみ」のソレに見えたのは私がおっさんだからなのか(笑)
孤高のアルセーヌは追いかけてきて欲しい気持ちと追いつかれたくない気持ちの狭間で揺れる「お蝶夫人」のように見えまして、…そう観るとこの二人(一人と一グループ)の関係性がよく理解できたものですから。
さて次回が最終回ですか、寂しくなりますねぇ。
小衣ちゃんのIQはとうとう「虚空」から「阿僧祇」へとハイパーインフレでございました。…最終回用に「無量大数」は温存?(笑)