未来日記 #21『暗証番号』

みねね(9th)とジョン・バックス(11th)死亡。そして世界に変調が起き始めていた、というお話。
残りは雪輝(1st)と由乃(2nd)とかまど(8th)の三人なので「ゲーム」は終わりが見えてきたのですが、「ゲームそのもの」の謎はこれから核心に迫る処でございます。
何故我妻銀行の金庫は開いたのか(「本物の」由乃の網膜でなければ開かないはずだった)、秋瀬或とは何者なのか、ムルムルは何をしようとしているのか、「期限」とは何なのか、そして由乃は何を知っているのか。
緊張感は最高潮でございます。
残念…、とまでは言いませんが今回のみねねやジョン・バックスの件を観ておりますと、やはりキャラの掘り下げがもっと欲しかったように感じられた処でございまして、まあみねねは恵まれた方なのですが、ジョン・バックスは何故神になろうとしたかが(意志ではなく動機)よく分からなかった点が可哀想だったかな、と。
それぞれの「ナンバース」の抱え込んだ事情というものをもっと丁寧に描かれていたのなら、この戦いの悲惨さというものも浮き彫りになったんじゃないかと。
まあそれは「原作を読め」という事なんでしょうけどね(笑)