YouTubeで「宇宙戦艦ヤマト2199」のトレーラ―を観る

こういったリメイクものには否定的なのですが、これはだめだ、燃える(笑)
リメイクに対して否定的なのは、新たな作り手が中途半端に自分たちの視点やら美学(笑)を持ち込んでしまうからでございまして、「そんなんだったら自分たちでオリジナルな作品作れよ!」とつい悪態をついてしまうのでございます。
で、この作品のトレーラ―を視聴した感想はと申しますと
大満足(笑)
やはりですね、総監督の出渕裕さんはヤマト世代でございますから作品に対するリスペクトと申しますか「愛」が、あの短いトレーラ―からもヒシヒシと伝わって来るのですよ。
オリジナルの良さは残して、でもオリジナルが作られたあの時代では精一杯だったけれど不十分だった画は作り直し、さらに細かい部分の修正を施し、でも尊重はするといった想いが。
オリジナルの中でも一番好きな海が枯れ果てた後の大地に朽ち果てたヤマトが夕日に照らされていたあの画、今見ても素晴らしいあの画が新作でも同様に素晴らしかった事で、総監督の本気を確信いたしました。
キャラデは作り直されておりましたが、やはりヤマトの時代を知っている結城信輝さんが担当しておりまして、古くはなくそれでいて萌えでもなく、バランスの取れたデザインかと。
この作品でアニメ業界を目指した方々も多いですし、そうした方々が38年の年月を経て作り直して下さるものを観る幸せ。…長生きはするものですね(笑)
OPは庵野さんが参加ですか(笑) 「ナディア」で丸々そのままをやってのけた方でございますからそれも楽しみですねぇ。
劇場公開は大都市しかございませんので観には行けませんが、TV放送されるそうなのでおっさんの居住地が放送エリアに入る事を願いながら待つことにいたします。