ブラック★ロックシューター EPISODE03『こらえた涙があふれそうなの』

憑きものが落ちたようになったカガリの呪縛から解放されたヨミは、マトとの距離を縮めていった。だがマトが幼馴染のユウと仲良くしたり会話の中に登場するとヨミの心は乱れるのだった。校内の生活の中でもバスケ部の先輩アラタの身に起こった悲しい出来事から平穏な日常が次第に崩れ始めていた、というお話。
能登さん、怖いよ能登さん
まるで「閻魔あい」のように怖い(笑)
サヤの、カウンセラーとして少女たちが抑制して抱え込んでしまう感情を爆発させなさいというのは正しいように見えますが(精神科の門外漢なので「見えた」だけですがw)、何か別の思惑があるように制作者側が見せておりますので怖さが迫ってまいります。
ここでサヤの具体的目的を明らかにしないことでその怖さが「得体の知れぬもの」として表現されておりまして、怖さが増幅されていたかと。…もっともそれ自体がミスリードを誘っている可能性も捨てきれませんが。
ヨミもカガリから解放されたのに、今度は抑えきれない独占欲がムクムク(笑)と起き上がっておりまして、本当に女の子の世界は恐ろしいなぁ(笑)
「夢」の世界のあの暴力が意味するものを今は全然理解できないのですが、派手な描写のあちら世界のことよりも現実世界の小さくて地味な恐ろしさの方が面白いので問題はございません(笑)