僕は友達が少ない 第11話『女子は浴衣姿がな、超可愛い(゜∀゜)』

皆で浴衣を着て夏祭りに行き、最後に花火で楽しんだお話。
唐突だなぁ
いえね、夏祭りの描写は問題ないのですよ。彼らは友だちがいないと嘆いておりますが、夏祭りに一緒に行ってくれる人たちこそが友だちというもので、もう立派に友人関係を築いているじゃございませんか。
そうしたことに気付けないことが彼らの不幸なのだということを描いていたんじゃないかというところまでは、ね。
最終盤。
夜空の髪が花火の火で燃えたところまでは良いとしましょう。そこで小鷹が水を掛けて消してあげた。ここも問題はありませんね?確かに花火の消火用のバケツの水でしたが、あの場合そうすることが正しいのですから。
そこでなぜ夜空がキレたのかが明らかに説明不足。その後の部活に夜空が参加しないで新学期になった事も説明不足。…ここは夜空の心の動きを見せなきゃ(視聴者にも小鷹たちにも)伝わらないんじゃないでしょうか?
だから髪を切った夜空を見て幼い時の記憶を取り戻した小鷹が「そら」と呼び掛けるシーンが、そしてその名前を呼ばれて夜空が泣くシーンの繋がりが分からなくなってしまっていたかと。
いや、感動のシーンなのでしょうが、この繋ぎでは感動が台無しでしょ?
…う〜ん、原作はこんなに唐突な展開じゃないと思うのですが、なんでこんな繋ぎにしたのかなぁ。そして最終回へ続きます。