輪るピングドラム 21st station『僕たちが選ぶ運命のドア』

毎回同じような事を書きますが、色んなことが分かった反面どんどん分からなくなってまいりました(笑)
今回明らかになった主な事柄は

  • あの眞悧先生は組織のリーダーであり、もう死んでいて、実は真砂子の父親(ということは冠葉の父でもあるんですよねぇ)ということ。
  • 高倉剣山ももう死んでいること。…ということは母親の千江美も生きてはいないということなのか?
  • 冠葉が秘密を探っていた記者を(間接的ではあったけれど)手にかけて、組織のリーダーになっていたこと。
  • 陽毬が親兄弟の関係について全て記憶を取り戻した事。

だったでしょうか。
この期に及んで幽霊まで登場(登場自体はもうず〜と前からなのですが)してまいりましたが、当初から現実離れした異空間だのペンギンだのを見せており、作品世界の境界線を出来るだけ曖昧にしておりましたのでこの非現実感には今更驚きません。
幾原ワールドと呼んで構わないと考えますが、問題は監督が何を目指しているのかということでございまして、…いや監督が何を描こうとしているのかは問題ではないですね。
問題なのはこの不思議な物語がきちんと終われるのか、その一点でございます。煮詰まってはきておりますが、完成品の姿が想像できないところに一抹の不安が(笑)
まさか「真の終わりは劇場版で!」なんてことはありませんよね?