君と僕。 第7話『りんごのとなり』

悠太が告白されてお付き合いしたお話。
サブタイトルの意味が分からなかった(笑)ですが、ここまでで一番好きなエピソードになりました。やはり若者が今を生きているお話はいいですね。
告白した高橋里奈の様々な感情や打算を、気負うことなく丸ごと受け止めてあげる悠太に惚れる(笑)
特に泣きじゃくる高橋さんの前で、ただ黙って耳を傾けている場面なんて素晴らしすぎる。高橋さんにしてみれば友人に促されるまま告白したにすぎないんでしょうが、悠太を気になったのはそういった悠太の内面を本能的に感じ取ったからなんでしょうねぇ。
「恋」と呼ぶには早すぎる小さな「出会い」なのかもしれませんが、高橋さんは良い男に巡り合ったと思いますよ(笑) 彼女にとっていい成長をさせてくれた「恋」だったようでございます。
それは悠太にしても同様で、前より好きになったCDと同じ飲み物でも容器が違うと味も変わるといった比喩が端的でよろしい。もっとも悠太自身は「勘違いかもしれない」と冷静な分析もしておりましたが(笑)
脚本は花田先生ですか。う〜ん、原作を読んでおりませんのでどこまでが花田先生の仕事なのかは分からないのですが、上手にまとめていたのは先生のお仕事でしょうね。
毎回こうした「今」のお話だと嬉しいのですが、来週はどうなりますか。