THE iDOL M@STER 第十七話『真、まことの王子様』

ボーイッシュな真回。
自分の目標のために頑張って努力もしてきたけれど、目標に近づくともう自分のためだけではダメだということを知ることになった訳でございます。
うん、成功するまでは自分のためなのに、成功した(まだ途中なのですが)途端「私」ではなく「公」になってしまった戸惑いはありますよね。
しかも真の場合幼少時代の不満を解消するといった目標自体まだ達成していないのに、みんなのための「真」を演じなければならないのですから理不尽に感じていても不思議はございません。
それでも「誰かのために」元気の元になろうと健気に決意する真を丁寧に描いていたエピソードでございました。
…やはり少女たちの頑張る姿を描いていてこそこの作品の真骨頂があるのであって、ライバルを描くにしてもそこに悪意の存在は必要ないですねぇ。