うさぎドロップ 第7話『ないしょで家出』

大吉の家に従妹の春子が家出してきたお話。
今回は「母親」と「女の子」の間で揺れる春子がメインでございまして、正直おっさんが完全に理解するのは難しい内容でございました。
ただ、これを「父親」と「男の子」と置き換えれば多少は理解できるのかもしれません。…あくまでも「多少」ですがね。
「こんなはずじゃなかった」という後悔は誰にでも付きまとうものでしょうし、かと申しまして「理想」は理想でしかありませんし、結局のところ流されて生きて行くしかないといったマイナス思考に陥ってしまいます(笑)
見方を変えて前向きに生きるしか残されていない訳でございまして、…その前向きに生きるための動機というものが「子供」だったりするのですが、ね。
自分のためだけに生きるから、誰かのために生きるという決断は悲しいのですが、こどもの明るい笑顔を守るためなら…、なんとか頑張れたりしちゃうといったところかなぁ。
今回のハイライトはりんと大吉が灯の点いた家に帰るところだったかと。
誰かの待つ家に帰るってのはささやかですがとても素敵な事だと、あのワンカットで見事に表現されておりました。
ED後の「女子の買い物に付き合わされる男子の憂鬱」というのも良かった(笑)　なんで「女の子」はあんなに買い物が好きなんだ？(笑)