ゆるゆり 第11話『わたしたちのごらく部』

ここへ来ての過去話と、歳納京子がまとも(?)になったお話。
「日常」もそうでしたが、最終回を前にして最終回に相応しいエピソードを使ってしまって最終回に何をするというのでしょう?(笑) この2作品の最終回は本当に楽しみでございます。
今回は比較的あかりが活躍しておりましたが、結局最後まで見せ場のない主人公という扱いで終わりそうですね、…新機軸?
さて、
太田雅彦監督のWikipediaを眺めますと結構視聴している作品も多いのですが、どちらかと言うと「原画・作監」の方が馴染深かったりいたしまして、監督作品としては「みつどもえ」「みつどもえ増量中!」くらいしか視聴しておりません。
でございますので、太田監督とはどういう監督なのかといった事につきまして語る資格もないのですが、今回の結衣や京子の感情の揺れを描いたシーンのように、キャラの内面を描くときに丁寧かつよく動く作画を使うのは「みつどもえ」や「みつどもえ増量中!」でもよく見かけました。
決して資金が潤沢ではなさそうな作品(失礼ですね)において、人的リソースをどこに振り分けるのかは監督の重要なお仕事だと考えますが、ギャグ作品にもかかわらず笑いのためにそれを使用せず、キャラの演技の時にそれを用いるというのが太田監督の特徴のような気が致します。