まよチキ! 第8話『初めてなんだ』

先週の続きで温泉話と夏祭りのお話。こういうお話を拝見いたしますと「ああ、BSは一か月遅れているなぁ」と実感いたします(笑)
ブコメの神髄は「据え膳」と「寸止め」でございます。…異論は認める(笑)
まあラブコメでなくとも恋愛ものは殆どそうでございまして、その「据え膳」と「寸止め」の状況が深刻なのか笑えるものかでラブコメかそうでないかに分かれるかと。
その垣根を越えてしまえば作品は幕を閉じてしまいますので、そこに至る過程をどう描くのかがラブコメの生命線であり、どれくらい魅力的な「据え膳」「寸止め」の状況を作り出せるかが「コメディ」の質の高さを決めるのではなかろうかと考えておる次第でございます。
…といった前提でお話を先に進めますと、この作品に限った事ではございませんが初期設定の「異常な状況」「異常な体質」に頼り過ぎていているように見えちゃいまして、そこら辺が不満。
近次郎の体質にいたしましても、スバルと仲良くなったから半ば克服しましたといった扱いでございまして(一緒にお風呂に入るとはどうゆう料簡だ!w)、そこでもう少しお話を広げて下さいませんと笑えないのでございますよ。
まあ「お前ら、可愛い女の子が大量に登場して、時々キワドイシーンを用意すれば喜ぶんだろう?」とスタッフに問われれば…、ムニャムニャ(笑)