TIGER & BUNNY #20『Full of courtesy,full of craft.(口に蜜あり、腹に剣あり)』

バニーの記憶がマーベリックによって再び改変され、虎徹が罠にはめられたお話。
これで虎徹は仲間たちからも追いかけられることとなり、正式に「市民の敵」になった訳でございますが、一見いたしまして「あれ?」と思ってしまいました。
マーベリックの能力で「HERO TV」関係者は全員記憶を変えられて、虎徹の事もワイルドタイガーの事も忘れてしまったようですが、シュテルンビルトの市民全員の記憶も改変したわけではなさそうですので(虎徹の母親と娘の楓だけなのかなぁ。…あっペトロフもそうですよね?)、虎徹のことは知らなくてもワイルドタイガーの事は憶えていそうなのですが。
だとすれば、ワイルドタイガーになって市民の前に立てば状況は一変…、でもあのコスチュームは「HERO TV」から締め出されたので着用できないのか。
といった事を素人が考えて見ましたが、こんな事をプロが考えない訳もなく。当然この「穴」は伏線の一種でございましょうね。どう利用するのかとても楽しみでございます。
それにいたしましても、本当の敵はこの「ヒーローシステム」を作り出した人間だった訳でございますが、そのシステムの中で生きてきた虎徹たちがこれからどうやってシステムと対峙するのかも楽しみ。
…初期の「ワイルド7」にもこんなお話があったなぁと、懐古厨は懐かしい匂いを嗅いでいたりしました(笑)