ロウきゅーぶ! The 2nd game『小さな少女の願い』

三日のコーチを終えた昴に智花たちは続けてくれるようお願いをするが、その理由が来週男子バスケ部との試合に勝つためと知り、今の彼女たちの実力では無理だと断る昴だったが、偶然街であった智花と1オン1の勝負を通して彼女がどうして試合にこだわっているかを知ることに、というお話。
いきなり作品の一部を否定してしまいますが、この作品の制作を「A-1」や「J.C.」あるいは「良いマッドハウス」であれば今以上に面白くなったんじゃないでしょうか。
今回昴が何故今の学校の仲間とバスケットをしたいかが語られておりましたが、小学生の設定としてはなかなか厳しい過去がございましたし、それが昴のバスケへの想いと重なる処などは、歳を取って涙腺の弱くなったおっさんにはもう(笑)
で「硬派な」物語の場合、作画は「視聴者が作品に没頭する邪魔になってはいけない」と考えておりますので、本作はその一点で問題があるなぁ、と。
他にもストーリーとしては「弱い」ところもございますし、なによりこういった物語にロリ描写は百害あって一利なしでございましょう。その辺の制作の(いや原作かな?)「ブレ」と申しますか「媚び」も気になってしまうのでございます。
売り方を間違えている作品のような気が致しますが、多分私の受け止め方の方が間違いなんでしょうねぇ。
CVは無駄に豪華なんだよなぁ(笑)