ダンボール戦機 第12話『闇の戦場 アングラビシダス』

バンは一回戦の相手、ガトーとの戦いに苦戦した、というお話。
…、この作品に「リアリティ」を求めるというのは野暮だと承知しておりますが、毎回毎回どうしても気になってしまいます。
ストーリーとしては問題はないのですが、そのストーリーを追う事に汲々としてしまい、本来作中の「嘘」をハッタリで裏付ける作業が足りていないのではないかと。
LBXが何故ああも自由に動けるのかは問いませんが、武器の大きさに対して装弾されている弾が多すぎるのは、ねぇ(笑)
あそこで相談数に制限があり補給する場面などを戦いの作戦面で演出すれば、テンポは悪くなったかもしれませんが戦いのリアリティは増して深みも得られたんじゃないかなぁ。
アキレスの腕が切り取られたあとの逆転劇も、必殺ファンクションだけで勝っちゃうのも…。大昔「ウルトラマン」を見ていた子供たちが「最初からスぺシュウム光線出せば良くね?」と疑問に思ったのですから、今の子供たちだって同じことを考えていないとは言えない訳でして。
「子供も騙せてないよ」(@あさぎ「よつばとっ!」)という名言もございますし、嘘に説得力を持たせる努力は必要かと存じます。