DOG DAYS EPISODE 8 『開戦の日』

ビスコッティVSガレットの戦いが始まったお話。
しかしどう見ても「遠足」と「リクリエーション」にしか見えない訳でございますが、その楽しい催しの裏で二つの王国の存亡を賭けた作戦が進行している事を考えますと、この微動だにしない世界設定は見事でございますねぇ。
そんな中、ノワール「居るって聞いたモン、嘘じゃないモン!」ですとか、レオ閣下の耳塞ぎなど楽しい描写がテンコ盛り…、実に楽しい(笑)
他の作品でしたら「シンクと姫様の死の原因たる理由などをそれとなく匂わせていないといけないんじゃないか?」と書くのでございますが、本作におきましてはそういう事が全く気になりません。
それは本作が「明るく楽しい」作品でございまして、作品世界は「何でも飲み込んでしまうだけの許容量」があると描かれており、視聴している私もそれと「契約」したからなのかもしれません。
「こういう世界」と納得してしまえば、どんな力業であろうとも受け入れられるでしょうし、これだけのキャラがおりますのでどのような困難も「絶対大丈夫だよ!」(そういえばこの台詞を言ったオリジナルキャラの中の人も出演しておりますねぇ)と考えているからでございましょう。
それでもまあ、一応伏線として「魔物」の存在がクローズアップされておりましたのは、スタッフの遠慮がちの配慮の現れだったのかもしれませんね。
戦闘は次週も続きます。