デッドマン・ワンダーランド #06『ハミング・バード』

なんだって!シロもデッドマンなのか!?
…白々しいですね(笑)、ようやく読んでしまったネタバレまでお話が追い付いてくれまして(本当はもう少し先まで読んだのですが)、ここから先は集中できそうです。
今週は「痛い」描写が少な目で助かりましたが、本作におきましてはあの「痛さ」はデッドマン以外の人間の「狂気」表現として必要だということで納得する事にいたしました。…もっとうまい方法がありそうには思いますが。
ガンタの第二戦。相手はハミング・バードこと「鷹見水名月」
この作品がどこへ向かっているのかよく分からに現段階でこんなことを書くのは危険(あとで大恥をかくから)なのですが、この「水名月」の抱えている哀しみが通り一遍に見えましてあまり哀しそうに見えなかったのが残念だったでしょうか。
デッドマンになった者・された者の哀しみが丁寧に描かれてこそ、どうしようもない運命に弄ばれる者たちの物語として成立すると思えるのですが…。そのためには「謎」と同様、いえそれ以上にキャラが描かれていないと拙いと思うのですが、どうなんでしょうねぇ。