日常 #8『日常の第八話』

「ネタ」としてそれほど面白くない方が「映像作品」として面白く感じてしまいますなぁ。
原作をチラッと読む機会がございまして、予想してものと全く違っていた事に驚かされました。…まあ私の予想なんていつも見当外れなんですがね。
予想といたしましては他の4コママンガと同じで「コマとコマの間に時間的跳躍があって、その飛躍に笑いを含ませる」といったものでございました。つまり前後のコマの間に本来描かれていて当然のコマを割愛して、そこを読者の想像力で埋めさせたり、あるいはなかった事にすることで…、ダメだ、相変わらず語彙が足りませんなぁ(笑)
まあよくある4コママンガだと思っていたのですが、この原作マンガは絵コンテよろしくその本来描かれていないはずのコマを入念に描いていたのでございます。そうか、そういうマンガだったのか。
たまたま私の読んだエピソードだけがそうだったのかもしれませんが、それを踏まえると今回冒頭のエピソードなんかも「見せ方」としては原作準拠なのかもしれませんね、
もっともマンガとアニメでは絶対に越えられない「壁」があって、それが「流れる時間」なのですが、元々マンガはそれを埋めるために様々な表現手法を獲得してきた経緯もあったけれど、アニメ化すると簡単に解決しちゃうんだなぁと思ったり。
ただ、アニメの方には「フレームの大きさの固定」といった問題もございまして、これはマンガの方が自由度が高い訳で、まあ媒体毎に一長一短が…、って何の話だ(笑)
今週はゆっこの哀れさとなのの可愛らしさに完敗!