へうげもの 第七話『mt.(マウント)富士スカイライン』

宗易と秀吉による自らが手を汚さず明智を追い込んでの信長暗殺計画が実行寸前になったお話。
登場する人物たちの「怪物」ぶりが的確に描かれており、画面上はいたって静かな描写なのですがそれ故怖さが浮き彫りになっております。
そういった怪物たちの欲望に比べますと、左介の欲望はどこか可愛らしく滑稽に見えてくるから可笑しくて楽しく感じられます。
身の丈に合った欲望だからこそ、左介はこの権謀術策渦巻く時代にあっても生き残れたのでしょうねぇ。だからこそこの作品の主人公だったように思えました。
EDのスタッフロールの声優さんが男ばかり(しかも年配の!)だったのに吹く。アフレコ現場を見てみたい(笑)