緋弾のアリア 第2弾『双剣双銃(カドラ)のアリア』

「ギャップ」というものを利用したいのかと考えますが、「ハード」と「ソフト」の繋ぎが上手く混ざっていないように見えるところが辛いでしょうか。…分離したマヨネーズのよう、ってどんな喩えだ(笑)
この辺は初回でキンジを襲ってきた「敵」の第二波で畳みかけるように展開したり、あるいは「大きな事件」に突入しながらアリアの正体とキンジのお話などを絡めた方がテンポとしては良かったんじゃないかと。
釘宮嬢の演技は相変わらず見事なのですが、それが空回りしているように感じられてしまうのは、作品世界に対するアリアの立ち位置がまだ確保されているように見えていないからなのかもしれませんね。
キャラとこの舞台が早く一体化してくれることを願っております。