Dororonえん魔くん メ〜ラめら 第二炎『右も左も妖怪だらけじゃ〜ござんせんか』

今週も絶好調!そしておっさん大歓喜!!(笑)
描かれている時代がレトロで、描写もそれに合わせてレトロ風味だった訳ですが、今週分を視聴しておりまして内容描写もあの時代を彷彿とさせるようにしているのだなぁと感心。
どういう事かと申しますと、今の時代であれば花屋敷(?)での戦いと、えん魔くんたちが地上にやってきた経緯を2週の分けて制作したと思うんですよ。
それぞれのパートにキャラの背景描写や事件の意味や色々と少しだけ肉付けをして、物語に厚みを加える事は決して「損」ではございませんから。
でも(全部ではございませんが)大昔のアニメはそういう部分に頓着がございませんで、とにかく詰め込めるだけ詰め込む。結果物語に奥行きですとか余韻というものをあまり感じられない作品が多かったものでございます。
と申しましてもこれが全て悪いことではございませんで、圧倒的なスピード感を演出し、見る者を30分間異次元へと誘い放さない効果があったと認識しております。
本作も次から次へと場面が替わり、一瞬たりとも目が離せない作りになっておりますが、これは米たに監督が意識的にそう作っているのでしょうから狙いは当っていると思います。…ただしおっさん限定なのかもしれませんが(笑)
それにいたしましても、雪子姫のエロ描写ですとかえん魔くんの容赦のないバイオレンス描写がマイルドに感じられてしまうって、いつ時代は永井豪さんを追い抜いてしまったのでしょう(笑)
いやいや、次週はもっとエロく過激になりそうなので、この判断は早計でございましょう。