俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第13話『俺の後輩がこんなに腐ってるわけがない』

京介の通っている高校に「黒猫」が入学してきた。周囲から浮いている黒猫を心配した京介は、黒猫共々「ゲー研」へ入部することになった。というお話。
今回視聴していて感じた事は、桐乃の存在感の重さということでございました。
テレビ放送されていたエピソードではその「重さ」が初期のエピソード(具体的には1話から3話までの「カミングアウト編」のことですが)では物語に有効な「重さ」(主人公京介に対する「枷」、あるいは行動する際の「動機」として)であったと考えておりますが、以降では「負担」としてしか機能していなかったように思えました。
で、今回からはその「負担」が消えた後のお話となった訳ですが…、
面白いじゃないか(笑)
と申しましても桐乃の存在を否定している訳ではございません。彼女がいたから黒猫(本名は「五更瑠璃」だそうです)やバジーナと京介は知り合えたり「オタク」趣味にも免疫ができた訳ですから。
「重石」が取れて「普通の」学園アニメとしての面白さと申しましょうか、今時の「オタクライフ」とツンデレ恋愛アニメとしての面白さが浮き彫りになったと言うところでしょうか。
ただ、この「軽さ」がこれまで本作のファンにとって好ましい方向なのかどうかは分かりませんが、個人的にはこの軽さの方が好みでございますし、赤城瀬菜の「腐」がなかなか強烈で爆笑してことも記しておきます。