Rio Rainbow Gate! #11『ナンバーテン』

今週はテレビで視聴。
神経衰弱であれば記憶力やら多少の駆け引きも入り込む要素がございますが、もう完全に「運」だけの勝負でございました(笑)
でも無意味な変身シーンですとか、ボンバータイムにおける「遊び」など、吹っ切れかけているところまでは面白かった…、かな?
この作品が煮え切らないように思えてしまうところは、スタッフがバカになりきれていないところかと存じます。なんとか作品を常識的な線で収めようとする努力は買いますが、そもそも「ギャンブル」の捉え方自体を勘違いしているのですから、そこからもう一歩前に出る勇気を、つまりバカになって欲しいなぁ、と。
どんな理不尽な理論を展開しても力で押し切る。テレビの前にいる視聴者を唖然とさせる無茶を平然と描いて見せる。そういうパワーが欲しいものでございます。
これだけ多くのアニメが放送されている現在では、もう単純な「可愛い」ですとか「お色気」では一年後(いや、3か月後でも)に埋没してしまうことは火を見るよりも明らかですので、盛大なバカを見せて記憶に残る作品を指向して頂きたかった。
今週のような「片鱗」を見せられますと、「そこで照れちゃダメ!」とテレビの前でツッコまずにはいられないのでございます。