魔法少女まどか☆マギカ 第10話『もう誰にも頼らない』

暁美ほむらが何故まどかに拘っていたのか、その過去が明らかになったお話。
そうか、この作品の真の主人公はほむらの方でしたか。繰り返す時間の中で徐々に変化して行くほむらの外見から、彼女の内面の決意の固さが見て取れる訳ですが、別の見方をいたしますとほむらは既に「時間」に捕えられた「魔女」と見えなくもないかと。
ワルプルギスの夜は何度繰り返してもやって来て、まどかが生きている結末の場合、まどか自身が最悪の魔女になってしまうようです。
この「まどか」が魔女になってしまうエンドが、ここまでに描かれてきた(そして初回の冒頭へつながる)お話の結末で、ここから先が別の「時間」のお話ということなのでしょうが、この流れで「救い」があるとは考えにくいですねぇ。
QBとしてみれば、この「エンド」こそ待ち望んでいた終わりかたでございましょうから、これと違った終わり方というものは断固阻止しなければならなくなるのかな?
しかしほむらにその能力を授けたのもQBでございますし、この「風呂敷の畳み方」は見ものでございますねぇ。…次週も「ニコ動」では配信してくれるのでしょうか?内容共々気がかりでございます。