とある魔術の禁書目録Ⅱ 第21話『学習装置(テスタメント)』

公式サイトの「絵コンテ・演出」は福田道生さん表記になっているのですが、実際にスタッフロールでは演出は池端隆史さんでございまして、作画監督が三人(総作監がその上におります)と作監補が三人、原画が26人と「ミルキィホームズ」並みの混乱に笑っちゃいました(いや、笑っちゃいけないのですが)が、J.C.STAFFの課題はスケジュール管理でございますね。
本編。
「光の触手」を見て「天使!」と断言してしまう当麻や、その正体が「氷華」と言い切り駆け付けようとするインデックスに、今回の美琴のように「ポカーン」としてしまいました。第一シリーズでそんな描写があったような記憶もない事はないのですが、少しくらいはそう結論付けた道筋を描いていただきたかったかなぁ。
同じように、氷華がヒューズ風斬として発動する過程ですとか、その発動する過程においてラストオーダーの役割(こちらはこれまでに説明がございましたので納得はしているのですが)などもキチンと「絵」で見せて頂きたかった。
とは申しましてもこの終盤でそれらの説明をやられてしまいますと折角のスピード感が殺されてしまうでしょうし、この辺は相殺ということで納得することにいたします(笑)
美琴も参戦してさらに盛り上がってまいりましたが、この分じゃ黒子の活躍する余地はなさそうで残念でございます。