インフィニット・ストラトス 第3話『転校生はセカンド幼なじみ』

一夏の「ハーレム」に「セカンド幼なじみ」の「鈴音」が登場したお話、…大体あってる。
初回冒頭の空中戦の場面を思い出しますと、まだハーレム要員はいそうなのでしばらくはこうした展開が続きそうなのかもしれません。…「知り合い」という要素は二人も必要なのかは現時点では不明。これを上手く転がして、こちらが膝を打つようなお話に持って行ってくれることを期待いたします。
作品の方向性は未だ不明。
さて、ハーレムアニメと一口に書きましてもそのバリエーションは多いと思いますが、こうしたアニメの主たる視聴者は男でございましょうから「可愛い女の子を登場させておけばいいだろう」と考えがちですが、実はこの手の作品で重要なのは「女の子」の種類ではなく、中心になる「男の子」の方ではないかと考えております。
もちろん魅力的なヒロインたちが重要なのは否定いたしませんが、視聴している男は様々な性格・容姿の女の子に「好かれる」対象の主人公に自己を投影しているのではないでしょうか?いや、投影まではいかなくとも、男に嫌われそうな男では「ハーレムアニメ」の主役として相応しくない、と申しますか邪魔(笑)
あまりにも「引っかかり」がある主人公(男)の場合、そちらが気になってしまい、それは「ハーレムアニメ」としては本末転倒でございましょう。
「ハーレムアニメ」の主人公(男)として大事なことは、周囲の女の子の魅力を最大限に引き出すことでございまして、その意味では本作の主人公「一夏」くんの場合少し「自己主張」が強いように感じられます。もう少し「自分」を抑えて下さいますと女の子に集中できるのですが(笑)