こどものじかん 5時間目『なつやすみのとも』

夏休みになって、大好きな青木先生に会えなくなったりんは、というお話。今週は比較的「目隠し」が少なくて良かった(笑)
冒頭の「絶対評価」と「相対評価」の討論で、多くの先生がこうしたことで悩んでいるのだろうと思いますと、虚しさや哀れさを感じてしまいました。
まあ教師に限らず、真剣に考え努力する人が報われない世の中でございますが、せめて人を育てる現場には「考える時間」という余裕を与えて頂きたいなぁ、と。
「恋すれば幼くとも女」といった趣のりんちゃんではございますが、今回のエピソードを視聴しておりますと実は母も父もいない寂しさという要因もあるのかなぁ。
青木先生に求めているものが本当に「恋」なのか、それとも「父性」なのか。この辺の感情の複雑さを「単純化」していないところが本作の素敵なところでございます。
でも、これだけ大胆なりんのアプローチが学校で問題にならないはずなので、前途多難な予感がいたします。