Rio Rainbow Gate! #04『シスターズ』

この作品にギャンブルの奥深さですとか、それに惹かれ離れられなくなってしまう人の性、最終的に誰も彼もが破滅に向かって行く愚かしさなどといったものを求めてはおりませんが…。
確かに何かを賭けていればそれはギャンブルなのかもしれませんが、少なくともカジノのディーラーという設定があるのですし、まだ幾らでもディーラーとして「勝負」の面白さを描けそうな段階で「射撃勝負」って。
スポンサーとしては新しい遊技台の宣伝になればそれで良しなのかもしれませんが、だとするなら現場サイドの自由度は高そうですし、色々と冒険して欲しいのですが。
佐藤順一監督の「うみものがたり・あなたがいてくれたコト」と同じことを、とまでは申しませんが、恐さと楽しさが同居するギャンブルの面白さを前面に出していただきたいものでございます。
それがダメならもう少し「お色気路線」を頑張って欲しいかな(笑)
現状「勝負」の内容と場面が貧乏くさくて「夢のような」賭け事のきらびやかさが足りていない事がこの作品の弱点に見えました。