お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね!! 第2話『ツインテール、兄妹を襲撃』

彩葉登場で兄妹の平和な時間が終了したお話。
「俺妹」の京介はリアル指向の「お兄ちゃん」でしたが、本作の修輔はデフォルメされた「お兄ちゃん」と認識しておりましたが、考えてみますとこの頃の男子として「普通」なのはむしろ修輔の方でしょうか。
エッチなものに興味があって、でもそれは「イケナイコト」と理解しているから後ろめたく感じていて、だからちょっとした事で「真人間」になろうとしたり、「いやちょっと待て」とまたそうしたものに手を伸ばしたり…、まあ、最近のように情報過多な環境に生きている青少年がこんなにナイーブかどうかは知りませんが、煩悩まみれで生きている事はおっさんにはマルッとお見通しだっ!…そうだよね?(笑)
ですから、今回の修輔の反応は「可笑しい」のだけれど「どこか哀しい」部分がございまして、なんですかねぇ、切なさを感じてしまいましたよ、こんなアニメなのに!
彩葉の登場で「ヨスガノソラ」コースへ突入しそうなところをギリギリで踏みとどまっておりましたが(笑)、そうですね、これ以上そちらの方向へは行かずカラッとしたエッチと笑いで仕上げて頂きたいかなぁ。
それにいたしましても、修輔が「モテモテ」な理由がよく分かりません(笑)いや、確かに等身大の良い男とは思うのですが。
奈緒の変態っぷりと、CV喜多村英梨さんの入魂(笑)の演技が今のところ本作を飽きさせない要因でございます。