とある魔術の禁書目録Ⅱ 第14話『水の都(みずのみやこ)』

嗚呼、この時上条当麻が自分自身の不幸体質の恐ろしさを甘く見てさえいなかったならっ!!
という事で新章突入。大覇星祭の来場者ナンバーズで北イタリアペア旅行をゲット(笑)した当麻は、インデックスと共に一路イタリア・キオッジオへ。そこで彼らはオルソラと出会うのだったが、というお話。
各部におきまして色々と都合の良過ぎる展開はございましたが、事件の核心部のそれではございませんでしたので気にはなりませんでした。と申しましょうか、むしろその都合の良さが「軽やかさ」を醸し出していたように見えまして好印象。
それと、当麻が戦う理由は「インデックス」であるべきですし、そうであるなら「インデックス」は常に当麻の近くに居て欲しいと考えるのが人情というものでしょう(笑)
ですので、今回のようにインデックスが近くに居て下さいますと、やはりお話に「華」があると申しましょうか、…しかしまたインデックスは置いてきぼりだ(笑)
当麻の最終兵器「説教」を活かすためにそこに至るまでに「重い」展開を用意し、たまりにたまった感情を一気に解放するのが「説教」の意味だと考えておりますが、その「過程」が「冗長」でございますと肝心の「内部圧力」が足りなくなってしまいますので、今回のエピソードに期待することはその辺の処理かと。
見知った顔が大挙して登場しておりまして、キャラの背景説明に時間を取られる心配がなさそうですので、スピード感あふれるエピソードになると…、いいなぁ(笑)