ハートキャッチプリキュア!第47話『嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!!』

ムーンライト対ダーク。
サバーク博士の正体がゆりの父親ということは、かなり前に匂わせておりましたので「意外性」というものはございませんでした。
本当ですと「過剰なくらいのお涙頂戴な展開」位が、最終回を前にしてのエピソードとしては相応しいような気もしたのですが、同じプリキュアとはいえ、本作の主人公はあくまで「つぼみとえりか」と考えれば「ゆり」のエピソードで幕を閉じてしまうような展開は上手くないのかもしれませんね。
ただダークは「浄化」いたしましたが、サバーク博士絡みのお話は次回に持越しでございましたので、いつものようにこの見立ては全くの見当外れの可能性の方がかと(笑)
最終盤でシリアスな展開以外語る尺はなさそうなのですが、キチンと笑うべきパートを用意している東映の制作姿勢に感心いたしました。
それと今回の原画はたった三人でございまして、それでいながらアクションシーンも通常と見劣りしないレベルでございまして、この辺は東映アニメーションのスケジュール管理の凄さを感じない訳にはいきませんね。
作品の質を維持するために必要なものは、腕の良いアニメーターも当然でしょうが、こうした裏方さん(と申しますか「事務方」さんか?)の頑張りもあってこそだなぁと、作品とは全然関係のないところで感心させていただきました。
残り2話でございます。