屍鬼 #15『第悼と偽話』

敏夫が村人たちに「おきあがり」について語るが受け入れられない。確証を得ようと努力する敏夫。そこに桐敷千鶴が現れ「獲物」宣言をする。自身の残された時間が少ない事を察した敏夫の前に夏野が現れて、というお話でした。
静信の書いた原稿に「殺意のない殺人は事故であって殺人ではない」「殺意のない殺人はない」「理由のない殺意はない」という文字を書いたのは静信自身なのでしょうか?それともそれを読んだ沙子によるものなのでしょうか?誰が書いたかで意味するところは大幅に違うと思いますので、この辺は明確にしておいて欲しかったでしょうか。
まあ、文字からすると静信のようでしたが…。分からないまま感想を書くのもなんですから保留。
ここに来ましてこの静信というキャラの存在理由がよく分からなくなったおります。過去に殺人を仄めかすような台詞もございましたし、手首の傷跡も意味深ではありますし、何事か重要な役割が与えられているとは思うのですが、現在村で起こっている事に対しては距離を置くような振る舞いを見せている、と。
当事者ではなく単なる傍観者として彼が配置されているとは到底思えませんが、そうなりますと…、う〜ん。
さて物語は佳境にさしかかってきたようでございます。敏夫の反撃イコール村人の狂気の暴走ということになりそうな予感がいたしますが、さてどうなりますやら楽しみです…、来週また休みですかorz