バクマン。 第12話『御馳走と卒業』

「NEXT」に掲載の決まった最高と秋人。一方卒業を目前にしても亜豆との距離が縮まらない最高たちを見て見吉がヤキモキしたお話。
見吉のお節介ぶりがとても好ましく感じたエピソードでございました。根掘り葉掘り聴きだしたりけしかけたりはいたしますが、最後の判断は当人たちの意思を尊重する。二人の関係を冷静に見ている秋人に対して泣いてあげる(「嘘泣き」と描かれておりましたが、それも「嘘」のように見えました)優しいところなど、良いキャラでございますねぇ。
マンガ家になる目標があるのなら、いろんな人生経験も必要という気もするのですが、まだそこまで気が回っていないのでしょうね。そしてその辺の事も込みで服部編集員の「大人の時間と子供の時間の…」という同僚との会話が活きてくるように感じられました。
卒業式当日の二人が可愛い!(笑) 最後くらい二人で並んで帰って、無言のまま握手して別れるとか想像しておりましたが、それよりも「ずっと待ってる(ハート)」の方が若い二人にはお似合いでしたね。
さて、最高と亜豆の段は高校が別になったり引っ越したりで一応の幕で、これから後半戦はマンガ家修行のお話になるのかな?…すごく地味になりそうなのですがこれが杞憂に終わることを祈りつつ次週へ。