青少年育成条例改正案について

過去にも書いた記憶がございますし正直こうした話題は避けたいのですが、マンガやアニメの恩恵にすがっている当ダイアリーといたしましては立場だけは表明しておくべきかと思いまして。
いかなる創作物とて、官憲がそれを規制しようとするのであれば断固として反対いたします!
おっさんにとりましては、今更「エロ」という表現物に関して特段関心も欲求もございませんので(笑)、規制されようが焚書されようが全く問題はないのですが、それはあくまで個人的な問題でございます。
そもそも「エロ」のどこに興奮するかは人それぞれでございまして、どのジャンルならOKでどこのジャンルならNGなんてのを、役所が決めて押し付けるなんてのは笑止千万でございます。
「自主規制しないからこうなるんだ」ですとか、「やって良い事と悪い事の区別もつかないのか」という意見も見受けられますが、やって悪い表現なんてのはこの世にはないのですよ。
確かに個人的には不快なものも多々ございますし、気持ちは分からなくはございません。ですから「18禁」というシールが貼られていたり、売り場が別になっている訳でございまして、個人としての趣味から外れる、あるいは嫌なものは目にしなくてもいい仕組みになっているのだと思います。
繰り返しますが、どのような表現でもそれは尊重されるべきで、法的に問題があるのなら発表された後で個別に判断すれば宜しいかと。検閲のようなシステムを安易に導入して、それに効力を与えてしまいますと、後になってどのように恣意的に運用されるか、考えただけで恐ろしい事でございます。