おとめ妖怪ざくろ 第九話『さち、恋々と』

波風は恋愛のスパイスである。
という事で、今回は総角とざくろの間に花盾中尉が二人の間に割り込んできたお話でした。
この花盾中尉がラスボスであるということは周知の事実なのですから、彼の行動は最終目的であろうざくろの様子を観察するために接触を図ったと見るのが正しいのでしょうが、二人の恋路を邪魔するために登場してきたようにも見えるところが宜しいですねえ(笑)
今回のお話で不満があったといたしますと、あの「こっくりさん」があっさり成仏してしまったことでしょうか。ざくろの気持ちはともかくとして花盾の方は打算まみれでしょうから、こっくりさんが逆上して、それを鎮めるために総角が、という展開の方が自然のように思ったのですが…。
待てよ、もしかするとここは思惑はどうあれ花盾のざくろに対する感情は真っ当なものだという伏線なのかっ!だからこっくりさんは成仏したのかっ!
という事も含めまして興味は持続しております。今回は例の「舞踊り」が久しぶりに拝見出来まして眼福(笑) あのシーンはこの作品の「売り」になると思いますので毎回観たいものでございます。