とある魔術の禁書目録Ⅱ 第1話『8月31日(さいごのひ)』

忘却は楽し。前回の最終回から1年半経って、完全に最終回のお話を忘れておりました。
例えば前回の感想で「最後の最後でなにやら新キャラ登場(笑)」と書いておりましたが、これが誰のことだったのか思い出せません(笑)
もっとも「再び逢えるその日まで、上条ちゃんの不幸は続く(笑)」は憶えておりましたし、この初回でもトーマはちゃんと不幸でございましたし、いきなり難しい物語を持ってこないでこの作品の中にはスンナリと入り込めるよう配慮してスタッフは作って下さったようです。
作者が成長(偉そうだな…)したのか、スタッフが手の中に入れたのか、それとも私が慣れたのか分かりませんが、恒例の「お説教」があったにもかかわらず随分と観易くなっていたように感じました。
これは多分登場したキャラがトーマとインデックス、そして闇咲逢魔の三人だけだった事と、このお話をこの回だけのエピソードに「ギュッ」と圧縮したことに起因していたからではなかったかと。
二期開幕でございますから華々しいエピソードを持ってくる事も可能だったと思いますが、(比較的)静かな開幕は好ましく感じました。
ただし、お話といたしましては実に微妙(笑) 本当にこの作品は「戦う前に話し合う」ということをいたしませんなぁ(笑) 大半のエピソードがそれで解決しちゃうと感じるのは私だけではないはずです(大笑)
さて、本当の開幕はCパートの神裂火織と土御門が登場したところからでしょうか。今シリーズではインデックスが活躍してくれると嬉しいのですが。