みつどもえ 第13話(終)『丸井さんの家庭の日常』

最終回だからといってこの作品では特別なことはなく、と思っておりましたが、それなりに「良い話」になっておりました。
捨てられていた猫を飼うために父を説得(というほどではございませんでしたが)した後、猫を迎えに行ったらそこには既に猫の姿はなく。ひとはを慰めようとみつばとふたばが悪戦苦闘する姿は可笑しいのですが、二人の気持ち(途中からふたばは目的を見失っておりますw)が優しい気分にさせてくれます。
最後のエピソードも、誰よりも遊園地に行きたいみつばがひとはとふたばのために強がってみせ、そんなみつばの気持ちを父もふたりの妹も理解してという、こちらも絆の優しさが伝わる内容でした。
もっとも、遊園地のチケットをよく見ればといったオチですとか、エンドタイトルで父が相変わらず不審者扱いされている辺りは通常通りでございましたが。
本シリーズは「勘違い」ネタが突出して多かったですが、これ以外にも懐が深そうでしたし、なによりキャラが立っておりましたので、次回はそうした部分での笑いや、途中でも書きましたがこのキャラで「作画の暴走」による笑いも観てみたいなぁ。
それと時折みせていた姉妹の良い話もアクセントになっておりましたので、そちら方面のお話も次シリーズではお願いしたいものでございます。