俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第1話『俺が妹と恋をするわけがない』

みつどもえ」の後番組でございますが、休日という事もございましてとりあえず1話は「ニコ動」で視聴。
桐乃は成績優秀でスポーツ万能な可愛い中学生。京介はごく普通な男子高校生。二人は妹が兄を毛嫌いするというありがちな関係の兄妹でした、ただひとつ桐乃が可愛い妹が出ているアニメや18禁のエロゲが好きなオタクであったことを除いては…、という物語。
兄がキモオタで、そんな兄を妹が嫌悪したり更生させようとした物語であれば普通。ここを逆転させていることで笑いに転化できておりましたし、キモさも軽減する効果があったように見えました。しかもこの「笑い」のネタがいちいち突き刺さってまいります(笑)
「可愛い」妹だから笑っていられるのだが、これがオマエラの姿だとしたら…、といったもうひとつの逆転も内包しているというか。いやいやこれは考え過ぎだ、そう信じたい(笑)
まあ、そもそも中学生が18禁のエロゲ買うってどうよ?という問題も(その点では兄貴もアウトなのですが)ございますが、創作物の中の、そのまた創作物のお話ですから無問題。
いやね、最近活動が激しくなっている人権団体による二次規制の事が頭に浮かんでまいりましてねぇ。
存在しない二次元キャラの人権を守ったり、その事でポルノ規制を強化するよりも、実在して今現在非合法組織や大人の犠牲者になっている少年少女たちの人権を守るための法規制の強化が先でしょう?
そちらを無視(恐いのか?)しておいて創作物の取り締まりをしようなんて百年早いんですよ。三次元の犠牲者を守るためなら、どんな厳しい罰則を法制化しようとも支持いたしますけどね。
…いかん、こんなアニメを観ながら興奮してしまいました(笑)
妹の外見とのギャップと、極々常識人の兄の取り合わせが良い具合に反応しておりましたし、作画も良好。絵としても媚びたような「萌え」が無かった(私が気が付かなかっただけかも)のも好感。
「ニコ動」のコメントはウザイこともあるのですが、知らない事を教えてもらっている事もありまして個人的には好きでございます。
本作も桐乃の好みの妹が「黒髪のツインテール」発言の時「あずにゃんw」「中の人のネタ自重w」のコメで桐乃のCVが竹達彩奈さんだったことが分かったり、その他知らなかった諸々の事が理解できたり、まあ、初回は「コメ非表示」で、2回目は「コメ表示」でと、2回見るのが正解でございますねぇ。
もちろん大画面のBS11でも視聴いたしますが(笑)