ストライクウィッチーズ2 第11話『私であるために』

空に浮かぶ「大和」を見ると胸が熱くなるな、何故だろう(笑)
ということで、ベネチア上空にあるネウロイの巣掃討作戦開始。だが坂本美緒のウィッチとしての時間も尽きようとしていた、というお話でした。
今回は上記の場面以外でもウィッチたちの空中戦といった見所もございまして大満足(笑) 不満があるといたしますと「もっと観ていたい」というもので、こればかりは贅沢というものと自覚しております。
この作品の場合、「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」というフィルターがかかってはおりますが、基本的には由緒正しい「少年漫画」のフォーマットで進行しております。
「友情・努力・勝利」というものが時代遅れと嘲笑されることもあるのですが、それは物語の構築に問題があるのであって、根柢にそれがあっても上手に「今日的」アレンジが施された場合、古臭さというものは全く感じることはないと思うのですが、どうでしょう。
坂本少佐の想いも芳佳や他のウィッチたちの想いも「誰かを守りたい」気持ちに凝縮されて行き、最後の瞬間に開放(解放か?)され昇華る、と。
予想通りの結末を迎えることができるのかどうかは現時点では定かではございませんが、本作におきまして予想を裏切った結末はかえって作品を損なうことになると思いますので、皆が喜ぶ大団円を迎えてもらいたいものでございます。
ただなー、これだけのキャラが登場する作品なのに、全12話というのはあまりにも短くないでしょうか?…そう感じられているうちに幕を降ろした方が次期シリーズがあるのかもしれませんね。