古豪倒れる

グループ・タックが力尽きたようです。
「タッチ」「まんが日本昔ばなし」など制作 グループ・タックが破産手続き開始
最近の作品群を見渡しますとそれほど他社と差別化が図られていたとは思えませんが、設立してからしばらくの間はその頃の他社にはない独特な雰囲気を持った制作会社でございましたので、なんと申しましょうか、これも時代ということなんでしょうか。
特に思い入れのある会社ではないのですが、ただひとつ、これで「ふたつのスピカ」のリターンマッチが完全に消滅してしまったことが残念でなりません。
…まあ出版社が権利関係を持っているのですしょうから、その気になればなんとでもなるでしょうが、私といたしましては「望月智充」監督によるスピカの復活を願っておりまして、タックが消えてしまった以上その目も消えたかなっ、と。
これからバタバタと制作会社が倒れないといいのですが、う〜ん。