ゼーガペイン #19『ラストサパー』

ガルズオルムのアビスとシンが、セレブラントの「誰か」から送られた信号を頼りに舞浜サーバを強襲した。その頃サーバ内のレストランで「信号を送ったのはお前だ」とシズノを詰問するルーシェンたち。だがシズノの目的は舞浜サーバにアビスたちを誘い込み彼らのデータを読み取ることだった。それを知らないキョウはリョーコと共に必死に舞浜サーバを守ろうと戦うのだったが、アビスたちの自爆で舞浜サーバは消滅してしまった、というお話でした。
物語といたしましてはシズノとシマは他のセレブラントに隠している「何か」があるという事が明らかになり(前々回シンがリョーコを見て「イェル」と呼んでおりましたので、何かあるんだろうなとは考えておりましたが)、舞浜サーバ内に舞浜に生きている人のデータが無いらしいことが提示されたエピソードでございました。
うん、セレブラントセレブラント、ガルズオルムはガルズオルムと何の疑いもなく視聴してまいりましたが、悉く勝手な先入観を否定されてしまいますなぁ(笑)
で、物語としては最終コーナーを回ったようで、これからは怒涛の展開が待っているのでしょうし、そのために今回はそれらを提示したお話だった訳でございますが、キョウに対して他のセレブラントの面々の対応が冷たい。
今回の作戦だって、予めキョウに話しておいても良かったのでは?と思っちゃいましたよ。いくらキョウでも敵を欺くくらいは出来たでしょうに。信用無いなぁ。
ただ、今のキョウがかつてのキョウではなく、そこら辺に皆がこだわっている描写が何度となくございましたので、それとの関係もあるでございましょうね。う〜ん、まだまだ描かれていない部分が多いのですね。
それでも。本作内でここまで語られてきたように、データとしては以前のキョウも現在のキョウも同じなのでしょうが、「今生きているキョウ」は「かつてのキョウ」ではないのですから、周りの人間の方がその事に気が付くべきだと思うのですが、そうできない理由もあるんでしょうか?
残り7話でございます。