学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD ACT5 『Streets of the DEAD』

「逃げる」から「戦う」に転じた分岐点?だったのかもしれません。
まあ逃げても「安全」が保障されない以上、自分たちの「居場所」は勝ち取るしかございませんので、この流れは「階段」をひとつ上がったようでございます。
「紫藤」と別れたり、二手に分かれていた「パーティ」が合流するのが早すぎるような気も致しましたが、描きたいものが「状況」ではなく人の「業」だとすれば、中盤でモタモタしている訳にもいかないといったところでしょうか。
その、人の「本質」と申しましょうか、キャラの心理描写も必要最低限は描かれていて満足しております。
以前「静香先生の存在理由」を否定したようなことを書きましたが、今回登場した「南リカ」を自然に合流させるための人物配置だったようです。…いや合流するかどうかはまだ分からないのですが(笑)
いつまでも木刀や金属バットやハンドガンで「奴ら」に対抗するのもリアルではございませんから、「専門家」は必要でしょうし、…創作者の深謀遠慮ですね。
しかしこの作品に「パンチラ」は本当に必要なんでしょうか?来週はお風呂シーンがあるみたいですし。確かにこの緊張感を適度に緩和させるためにユーモアは必要だと思いますが、お色気選択ってのはどうなんでしょうねぇ。