Angel Beats! [EPISODE,08] Dancer in the Dark

今週は誰かの生前の記憶のお話がありませんでしたので、幸いな事にコピペしないで済みました。幸いなのかな?
「天使」のスキルのひとつ「harmonics」が発動して大量の天使がSSSの前に現れたお話。頭の上に「´」マークを付けてくれたなら苦笑した事でしょう。・・・元ネタ知ってる人は同年代ですね。
で、増殖したからどうなのだといった部分が分かりませんでした。もちろんこれは私の理解力が足りていないという問題もあるのですが、増えた事によって天使の性格が変質してしまう、あるいは存在の危機にさらされてしまうといった発端、その結果SSSや音無にどういう影響が及ぶのかといった理由、彼らが全力でオリジナル天使を救い出さなければならない動機といった事に制作者の配慮が感じられなかったことにも原因はあろうかと存じます。
どうも人と人との結びつきの部分が「おざなり」と申しますか「なおざり」と申しましょうか、適当に処理されているように見えまして残念でございます。こういう物語はそこを丹念に描きませんと、どんな高尚なテーマを描こうと致しましても深みが出てこないと思うのですが、どうでしょう?
分裂した天使がオリジナルの中に戻ったところで終了いたしましたので、その後物語がどう動くのか。それを見ませんとなんとも書きようはありませんので、今回はここまでにいたします。